桧家住宅でもらったカタログを掲載します。
今回は Z空調 編です。
Z空調は24時間換気システムとエアコンをつなげたシステムです。
24時間換気は、建築基準として(種類は3種類ありますが)必ず設置しなくてはいけません。
全館空調といって、部屋も廊下も玄関も同じ空調を利かせます。
Z空調にすると、天井から空調がおりてくるかたちとなるので、
部屋の中がすっきりすして見栄えがすることと、部屋ごとの温度差が小さくなることが特徴です。
1つ目
寒暖差が激しいということですね。
ニューヨークは日本よりちょっと寒いようですが、条件は似ています。
日本に限ったことではないということです。
家の実家も廊下が寒くて、それで風呂に入るのが億劫になります。
Z空調は各階に設置する必要があります。
また、家の空間大きさによって設置台数が増となるようです。
つまり、床面積が大きいと台数が増えるということです。
室外機がゴテゴテある家って嫌いなんですよね。
見えないようにするのが望ましい。
そういう点では、たった2台の室外機で、
しかも好きな場所に設置できる仕様でできるので素晴らしい。
2つ目
基本的にはほぼ同じです。
Z空調はココチEという24時間換気システムと連動していますが、
Z空調のエアコンを切ることもできます。
そうすればエアコン内を素通りしてきた外気が入ります。
Z空調のエアコンは、春秋など必要ない期間は停めることができます。
使用する際は、温度設定をして24時間稼働となります。
温度設定ですが、その温度にするのではなく、温度の強弱のために行います。
というのも、エアコン本体は廊下やパントリーなどに設置するため
そこで温度感知が行われます。
ですので、部屋の温度と必ずしも一致するとは言えないためです。
Z空調を調べていると「湿気がすごい」「乾燥する」という情報があります。
これは、空調が効いているからだと自分は思います。
中学生のころに習いますが、飽和水蒸気量というのがあります。
気温が高いと、1m3の空気における水蒸気量が多く保持できるというものです。
例えば冬の場合、普通の室内エアコンを使用していると、
使用している室内は温度が高くなり乾燥しがちになります。
ですが、室外は温度が低い場合、水蒸気量は同じでも乾燥は感じなくなります。
逆に夏の場合、室内エアコンの場合、その部屋が冷えていると、
飽和水蒸気量に達しやすくなりジメジメ感や結露になります。
しかし廊下などはエアコンが効いていないため、気温(室温)が高く
飽和水蒸気量には余裕がある形となります。
これらのことから、Z空調のような全館空調にすると、家の中全体に対して
エアコンが効くために、「乾燥する」や「湿気がある」ということになるのではないかと
推測できます。
つまり、「よく空調が効いている」ということの証明であると推測できます。
また冒頭でも書きましたが、見た目がすっきりすることが
非常によいポイントだと自分は思います。
次回もみんなで読もう!
コメント