瑕疵保険(かしほけん) とは
瑕疵保険とは、(端的にいうと)売買後に不具合があり、修繕を行った際に、お金が出るものです。
中古住宅を売買する際に、内見をして購入してもその後、実は雨漏りがありましたとか
基礎が一部ダメでしたというと、困りますね。
仲介不動産屋は何もしてくれません。そこでそのようなことに対して保険制度があります。
その保険も2種類あります。以下でそれを説明します。
中古住宅は2種類ある!
中古住宅は
1.売り主が個人の物件。個人が売りに出して、不動産屋が仲介をしている物件。個人個人売買
2.売り主が不動産屋の場合。不動産屋(宅建業者)が取得しているものを売りに出している場合。
この2種類です。
1の場合は、基本的には瑕疵期間は存在しません。売り主が保険を設定するとか、買主が加入するものとなります。
また個人間の売買では消費税が発生しません。ただし、不動産屋への仲介手数料(概ね3%)が発生します。
2の場合、瑕疵担保責任(契約不適合責任(2020年から名称が変わりました)は2年と決まっています。また消費税がかかります。
ですので、それぞれに対しての保険の種類があります。
1の売り主が個人の場合で、販売情報に「瑕疵保険加入済み」とか「ホームインスペクション済み」とあると、その物件は比較的安心してよいと思います。
2の不動産屋が売り主の場合、法律で2年は瑕疵担保責任(契約不適合責任(2020年から名称が変わりました)と決まっています。
ですので、瑕疵保険の有無はあまり関係ありません。ただし、以下のことが考えられます。
1、不動産屋が倒産した場合は、修繕が実費になる。瑕疵保険に入っていると、自分に支払われる。
2、瑕疵保険に入っていると「すまい給付金」が申請できる。
3、瑕疵保険の設定を5年タイプにしておけば、さらに安心できる。
不動産屋が売り主の場合、瑕疵があった場合には不動産屋がお金を出して修繕します。
そして保険金が不動産屋に支払われます。ですので、保険といっても不動産屋に有利な点があります。
逆にいうと、「修繕してくれやすい」というイメージです。
瑕疵保険は2年くらいで十分だと思います。というのも、そもそも傷んでいる中古住宅なら、
2年以内に不具合がわかるだろうと思うからです。
瑕疵保険は不動産屋が売り主の場合、売り主が加入することとなっています。
ですので、加入者=不動産屋が保険料を支払います。その金額もきっちり販売金額に入っているので、
尻込みする必要はありません。むしろ「瑕疵保険に入ってください」といって、
難色を示す不動産屋、物件はやめたほうがいいと思います。
瑕疵保険は下記のホームインスペクションを実施することが条件となっていることが多いです。
ホームインスペクション(住宅診断)とは
ホームインスペクションとは何ぞや と思いますが、漢字にすると簡単です。住宅診断のこと。
住宅診断とは、読んで字のごとく「既存住宅がどのような状態かを判断する」行為です。
これは資格制度になっているので、きちんと資格者が診断することが重要です。
「日本ホームインスペクターズ協会」で資格者の検索や連絡ができるので、
中古住宅を検討している人は一回見ておいていいと思います。
この仕組みは、始まってあまり期間が経っていないので、チェックリストのようになっていて
ここを点検して、どのくらいのレベルかリストになるというような、様式はまだないようです。
また単価もそれぞれのようです。ですが、通常の住宅で6万円前後とのことです。
特に床下と天井裏は、診断する人によって度合いが異なります。
「点検口から覗いて目視できる範囲」なのか「中に入って点検するのか」ということですね。
いずれにせよ、診断が出ているということは、その時の家の状態がわかるわけです。
ですので、「これは購入してからの現象?それとももともと?」という混乱が減少します。
売り主が個人の場合、売り主がこれを行っていると安心できますね。
場合によっては補修済みで販売されますから。
さてさて、これを踏まえて、前の記事、今後の記事を読んでください。
次回もみんなで読もう!
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