ホームインスペクション当日   [200824]

#中古住宅

ホームインスペクション開始

いよいよホームインスペクション当日です。

平日ですので、有給休暇を取り、実家に子供をお願いしてきました。

天候も良好。

9:00に物件へ着くと、すべての窓が解放されて電気もついておりました。

待っていると、長野住宅診断のYさんが到着。

ひじり
ひじり

よろしくお願いいたします。

ところで耐震等級というのは、後からわからないんですか?

Y氏
Y氏

あとからではわかりませんね。

図面など書類がないとわかりません。

ということで、耐震等級はずっと不明になりました。

またYさんは、

住宅診断の費用の補助がありますよ!申請できるような状態にして書類をおくりますので!」

と教えてくれました。

話をしているとリプライスのS原氏が到着。会うのは初めてです。

そしてホームサービス・プラスワ〇のI氏も到着。

業者同士もあいさつを交わし、ホームインスペクションの開始です。

Yさんが

Y氏
Y氏

気になるところがあれば随時おっしゃってください。

とのことでした。 

我々夫婦は

前に書いたように、間取り図を手に、各部屋の寸法や窓の大きさ記録していきます。

これが結構時間がかかります。

こうやって測ると、窓もサイズがまちまちなことに気が付きます。

他に、初期状態の確認のための写真を撮ります。

 

いろいろ見ていると、キッチンの吊戸棚の扉に、頭をぶつけやすいのがわかったりしました(笑)

 

ふと外を見ると不動産屋の二人が、なにやら道路と敷地のところでいろいろ行っております・・・。

 

部屋をチェックしていると、一部の部屋の網戸が渋かったりしました。

また、お勝手とリビングの引き戸も、他の箇所の引き戸より重かったです。

それにしてもこの家のいいところは、お勝手からの土間があることです。

 


土地の面積が減る!

いろいろ見ていると、不動産屋の二人に「ちょっと外へ」と招かれて

用地境界の話をされました。

S氏
S氏

土地が530m2と記載してありますが、35m2ほど市へ寄付いただけないでしょうか。

え?どういうことよ?

S氏
S氏

北側の家の接道が、この家の西側にあります。

実質使用していないのですが、建築基準法上4mの道路がなくてはいけないので、

この家の西側に4mの道路を設けてあります。

ただし現在、その道路の一部も、この家の土地となっています。

ですので、市に寄贈いただけないででしょうか。

これはお願いであり、されるかされないかはひじりさんの自由なのですが、

されない場合は35m2分の固定資産税は、市に収めていただく形となります。

ひじり
ひじり

ええ?それって売り主のほうで手続きしておいて売り出せばいいんでないの?

S氏
S氏

寄付されるかされないかは、買主様の判断としておりますので、

当社としてはそのようなことはしておりません。

また、実質有効面積が減るからと言って、減額は致しません。

どういうことかというと、下の図の状況です。(簡易図)

赤い線が、買いたい家の土地面積。登記上の面積。

で、北側の家のために、水色の部分を寄付してくれとのこと。

このことは売買情報に一切掲載がありません。

以前、内見した際に、I氏からは「文筆は済んでいます」とのことでしたが、

本日出てきた話です。

まぁ建築上の法定としての道路であって、寄付せず、買主が使用することは可能です。

西側の家がなにやら文句を言わなければよいのですが、使用できるといっても

あまり有効な使用方法はないのですけれどね。

長野住宅診断のYさんはいい人!

診断中に、Yさんに網戸や戸の話をすると、いろいろ教えてくれました。

自分は全然知りませんでしたが、扉などはどこかにシールが貼ってあり、

メーカーと型番がわかるようになっているとのことです。

こういう扉がありまして、右下にテープで直した跡があります。

こういうのが、「扉の材とかあるのですか」と話をしたら、型番の記載があるので

調べることが可能ですよと教えてくださいました。

例えばこういうやつですね。

 

また屋根床下は、目視で覗く程度か思ったら、

ばっちり隅まで潜ってみてくださいました!

すごくいい人!

 

中古の理由

「なんでこんないい家が売りに出たんですかねー」としれっと聞いてみます。

するとどうも、広い敷地の一部で商売をしており、子供たちと住むために部屋数の多い家を

建てたけど、子供たちが戻ってこなかった。 というような感じらしいです。

で事前にもらった登記の資料だと、市に差し押さえられていて、競売にかかっているんですよね。

商売していて、市の税金を滞納していて、家を抑えられるって、なんか不思議ですね・・・。

 

診断終了、講評

12:30くらいになり、診断終了。

Yさんより説明があります。

正直、建築用語には疎いですし、専門的な用語も出ると思い、スマホで録音をしました。

結果として

・傾きはない

ペアガラスの空気漏れ 数か所

・網戸動作 重い、動作不良

・引き戸動作 重い 

・サッシ上鴨居の水染み

・窓ガラス一部変形

お風呂 断熱材の脱落

です。

他にこちらで指摘した点としては、壁紙の剥がれ(スイッチ下側)

を指摘しました。

中古住宅ですので、ある程度の不良は仕方ありませんが、

リフォームが入っているお風呂や壁紙が不良なのはおかしいです。

売主としても、施工業者の施工不良(瑕疵)なのだから、

別にお金をかけずに直してもらえるはずです。

窓ガラスの空気漏れについては、直してもらえるそうです。

網戸と引き戸が重いのは、引渡し前に清掃が入る時点で、調整をしてくれるとのことです。

 

また、長野住宅診断のYさんは補助金申請の書類をつけて、結果を送ってくださるとのこと。

後出しのリプライス

診断結果も悪くなかったので、契約することにしました。

ここでまた後出しの話です。

S氏
S氏

9月中に決済手続きを完了したいので、契約を早くしてほしい。

手付金を、倍額の100万円にしてほしい。

とのことです。

I氏から来たメールには「50万円(現金でご用意いただける額)~100万円の間の額を」

とあったので、現金だから50万円にしていました。

ただリプライス的には売買金額の1割近くは欲しいようです。

まぁいずれにせよ、払うお金だったり、することなので、両方とも了承しました。

8月29日に契約に来ることにしました。

それにしても今更になって言うかなぁ。

I氏
I氏

契約は来店にしますか?オンラインにしますか?

コロナ対応もあり重要事項の説明もオンラインでできますが。

ひじり
ひじり

来店にします。

即答ですね。重要事項は注意して聞かないといけないことですから、

相手の表情や空気で伝わるものもあります。

仮に「瑕疵を免責とする」みたいなことがかかれていれば大問題です。

購入準備のため銀行へ!

ホームインスペクションの帰りにお金をまとめるために銀行へ行きました。

とある金融機関に預けていたものを解約して、払い込みの資金にするためです。

ついでに手付金も用意します。

大量の現金を手に持つのは嫌ですねぇ。

ちなみに解約時に、解約理由を聞かれます。

「家を買うためです」といって終わりですが。

次回もみんなで読もう!

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