以前の記事で「タウンライフ家づくりは意味がない」と書きましたが、
意味が出るような事がありました。
それは一本の電話から・・・・
とある日の夕方電話がかかってきて

○○と申します。
タウンライフ家づくりのご利用ありがとうございます。
お客さまにファイナンシャルプランなどのご案内を
差し上げる仲介サービスを行っております。
※〇×サービスとなっているのは、その会社の名称を忘れたためです。

それは有料なの?

無料です。
弊社のほうで、お住まいの近くのプランナーを派遣いたします。

無料でファイナンシャルプランの計算を受けられれば得だなぁ。
最近見ているローンの動画でも、
いろいろ計算していてわかりやすかったしな

わかりました。ではお願いします。

ひじりさんのお住まいですと、
R&C株式会社の者となります。
そちらのものからご連絡差し上げます。
その後

R&CのHと申します。
お打合せに際して、どこか都合のつく場所や
保険相談所はありますか?

△△に保険の窓口がありますが。

すみません。そちらは競合する会社となりまして・・・。

それでは職場近くの××まで、夜ですけど来られますか?

わかりました。
ということで、近くまで来てくれます。
対面の時
で、当日。初老のおじさんがきました。

こんにちは。
今回は××のサービスをご利用くださいましてありがとうございます。

え?それは使ってないですよ?
〇×ってとこからは連絡が来ましたが・・・。
後述しますが、向こうもサービスというか仲介の成り立ちを理解はしておりませんでした。
もっというと、俺が家を建てること自体知らなかったです。
さてさて、ファイナンシャルプランなので、計算されたりするかと思い、
源泉徴収などを用意しましたが特に要求されませんでした。
現在加入している保険の資料の写しは見てもらいましたが。
内容はあまり覚えておりませんが、かなり雑談的な会話が多かったです。
あとは貯金の話ですかね。

私は初回は話を伺ってどのような考えかを伺うんですよ。
私も昔は違う保険屋でやっていたんですよ~。
でもろもろ事情があって離れたんですけど、
また再度はじめましてね~。
~~~~~
ですので、パンフレットとかはお持ちしていません。
どんなことが知りたいですか?
この人なりのやり方だそうです。

火災保険と地震保険のことですねー。
家の値段はまだメーカーが決まっていないので金額も目安しかないです。

そうですかー。
えらくさっぱりしていました。
Youtubeでみたファイナンシャルプランナーは、収入や家族構成、
周期的な出費を調査して計算していました・・・・。

これはもしや・・・そういう計算をする気がない、
普通の保険屋か?

次回資料をお持ちしますね。
ということで次回の日程を決めます。
そしてその2回目の時。

ひじりさんに会うものをお持ちしました。
と言って持ってきたのは、投資運用型の保険。

おい、火災保険と地震保険はどうなった!

これは専門の部署が運用をするので貯金と生命保険が両方賄えてお得です。
それに~~〇〇××で~
確かに説明が上手で、いいように聞こえます。
やはり長年の営業さん。話が上手。
非常に興味を持ちます。
でも生命保険のことばかりなんですよね。

どうですかねー?
今日ハンコをいただけますかね?

いや魅力ですが、まだ決断はできません。
で、火災保険と地震保険はどうですか?

こちらにあります。
火災保険、地震保険ってどこの会社でもあまり変わらないんですよね。
あとはどれをつけるかつけないかですね。

〇〇をつけて××を外すパターンを出してください。
見積もりはメールでください。
ということで要望を出しました。

わかりました。
次回は〇月〇日でよいですか?
次の日程も決まりました。
相手の話が上手なので、すごく魅力には聞こえます。
でも、結局はファイナンシャルプランではないというオチなんですけどね。
結局のところ 仕組み
さて、この流れですごいのは、
「家づくりの相談をした後に、保険屋が来る」となるところです。
要は顧客データが
「タウンライフ家づくり」→〇×サービス→××サービス→「R&C」(保険代理店)へと
流れていくことです。
まぁ勝手に流れるわけではなくて、電話で断りは入るわけなんですがね。
個人とすると家を建てたいからタウンライフ家づくりを使用するわけです。
でも、連絡を受ける保険代理店とすると「相手の事情は分からないが、紹介された客に営業をする」
という行為に変わるわけですね。
こちらと向こうの軸がずれていることになります。
このことから、温度差は出るかと思います。
便利な点
「意味があるかも」と書いたのは、やはり保険屋を手配してくれるところです。
生命保険は大抵、維持するかなじみの保険屋とやり取りをします。
新規で開拓するのはあまりないですね。
そういう「見直す」という点では意味があります。
次回もみんなで読もう!
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